こんにちは!政弘です。
このたびは弊社のサイトにアクセス頂き、ありがとうございます。

新築の家や庭の手入れの仕事をさせて頂く際に、
「玄関前に花壇が欲しい」「メインの木が1本欲しい」「芝生が欲しい」などなど、
チョットした〇〇が欲しいという話を頂くことがよくあります(^^)

内容によってですが、初めてされる方でも作れるものに関しては、やり方をお伝えしているので、
少しご紹介したいと思います!
その方が安上がりですし、完成後の楽しみも味わえますよね(^^)

今回は、「芝張り」をテーマにしています!
チョットしたスペースだと、ご自身でも短時間の実施可能だと思います。
出来るだけ、簡単に書いていますので、
実施する際はコピーをとって見ながらして頂くと施工がやりやすいと思います。
特に大事な部分は赤字にしていますので、そこは絶対忘れないでくださいね(^^)

◆芝張り

①時期選び・場所選び

時期は、根の活動が盛んな3~5月頃がオススメ!
その他の季節でも芝張りは可能ですが、手入れや芝の成長を考えると「春」に芝張りを行うことがベストです。
場所は、日当たりがあり、風通しがよいところがお勧めです。

②事前準備

芝張りを行いたい場所を整地します。その際、小石や草には注意が必要です!
小石は、砂利くらいの大きさであれば大丈夫ですが、それ以上のものは、芝生の成長のために取り除いてください。
草は、出来るだけ手で抜く方が良いです。芝張りを行ってすぐ草が出てくるなんてことになりかねません。

③芝生の床土作成(芝生を張る土)、整地作業

まずは、根が張りやすいようにしっかり耕して下さい!目安としては、15cmほど。
次に、表面が平らになるようにレーキなどで土をならします。
そして、砂を敷いていきます。砂の厚みの目安は、5cmほど。
敷き終わると、次にホームセンターなどにある芝生用の土を3cm目安で敷いていきます。
そして、足などで踏み固めます。その際に板などを土の上にのせて踏むと後が楽ですよ(^^♪
締固めが出来ているか不安、と思われる方は踏み固めた後で水を散水してみてください。より締固めができますよ。
そして、最後に表面をならして終了ですが、この際に水が一定方向に流れるように勾配もつけてください。

④芝張り(張り方は色々ありますが、一般の施工で多い目地張りのご紹介です)

1枚1枚の間隔を1~2cm離して(目地)置いていきます。
少し間を開けておくと水が入りやすいので、芝生の成長を助けます。
そして、次の列に進む際に、半分ずらして、目地が最初の列と重ならないように注意下ください!
最初の1つ目をハサミで適当な大きさにカットしてあげるとバランスがとりやすいですよ。

⑤目土

「芝の目土」は、ホームセンターで購入ができます。
箒などを使い、つなぎ目だけでなく、芝生の上にもかけていきましょう!
目安は、1cmくらいです。あまりかけすぎると芝に雨や日が当たらないので、注意しましょう!
⑥仕上げ
芝と土が馴染むように芝の上に板を引いて足で踏んでいきましょう!
直接踏むと、踏んでいないところも出てくるので、板を使用することがおススメです。
なるべく均等に踏むのがポイントです。
最後に水やり!たっぷりとあげて下さい(^^)

これで完成ですが、この後も水やりはしっかり行ってください!
芝が枯れこむ原因のほとんどが、水不足なのでご注意くださいね~(^^

須見造園