こんにちは!政弘です。
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「この場所、草ばかりや・・・どうしよう・・・」

この時期、お庭の雑草で悩んでいる方が多く、
草刈りや除草剤といった問い合わせも非常に多く寄せられます。
私たちもご依頼を受けて雑草の処理を行うことがありますが、まず入っていけない・・・
なんてケースも多くあります。
少し前のブログで、その対処に防草といった観点で、防草シートなどをお伝えいたしましたが、
今回は「見栄え」と「雑草対応」のバランスを考えた、グランドカバーの考えをご紹介いたします。
見えるところだけでなく、裏庭などでも活用いただけます。

グランドカバーとは、芝のように地を覆うように広がって、花壇や通路などの土が見えているスペースを埋めてくれる植物の総称です。
主に緑の床を演出など庭作りの1つとして行われます。また、上手く取り入れると、夏の雑草防止や庭全体の見た目もアップします。

代表的なのだと、、、
① 芝生
⇒非常に一般的で、芝用の除草剤などもあり、管理が比較的容易
② ヘデラ(ツタ系)
⇒ハート型や星形など葉姿のバリエーションが豊富。
日陰や病気にも強い。しかし、成長が早いため管理不足だと増えすぎて逆に困る。
③ リュウノヒゲ
⇒日陰に強く、夏ごろには花もみられる。丈が10cm~30cmと比較的大きい。
品種が多く、有名どころでは以下のものがある。
■ヒメタマリュウ(葉が小さい品種で高級感もある)
■タマリュウ(ホームセンター等でも手に入れることが出来、葉が5~15cmと小さく扱やすい)

その他、花がメインのものなどいろいろあります。
どれにするか選ぶ際には、場所もありますが、草抑え以外の用途についても考えますよね。
例えば、
・花が好きなので花で選びたい。
・とにかく管理を楽にしたい。
・土がこぼれ落ちるのを防ぎたい。
・庭のアクセント的に使いたい。
など、色々なことがあると思います。

【事前に注意したほうがよういこと】
・ツタ系などの横に強く伸びていくような植物を利用する場合は、
事前に大枠でも繁殖範囲を決めておくことで管理が容易になります。
・芝生やタマリュウなどは植え付け時、植え付け後しばらく水管理などが重要となるので、
その準備もしておくことがキレイに広げていくための助けとなります。
・日陰、風が通りにくい、人があるく、人目に付きやすいなど、
植えたい場所への配慮も必要となります。

【共通の利点】
雑草管理の手間が少なくなり、庭の見栄えもよくなります。
雑草が減ることで、庭の活用スペースが増え、害虫やへびなども軽減することが出来ます。
うっとうしかったスペースが、見て楽しめる、安らぐといったスペースに変わっていきます。

小スペースの場合、ご自身でDIYとして行うことも出来ますので、
ぜひ一度試してみてください。